空が暗くなるのが早くなって
家路に帰る人は足早で
電車を待つ時間だけが長く感じる

行き交う人を横目で流して
瞳は無意識にどこかにいる誰かを探してる

ひやり頬掠める風は冬の憂いを帯びて
熱を奪って去っては消える
するり通り抜ける君に似た気配を追って
思わず振り向いてしまうけど
…だけど視線の先に君はいない

夜が明けるのが遅くなって
いつもの時間でも暗い
君に逢うため夢に逆戻り

意味のない夢ばかり見て
夢の中で逢えるのも指で数えられる程度

きらり光る星が流れ星となって
僕の願いを乗せて消える
ゆらり揺れる月光はか弱くて
気弱な僕に少し似ている


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まともに書いた気が

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