気付けば遠くで君が泣いていて
声さえ届かぬその場所で
君はただ泣いていて

もっと、してやれたことがあるのに
もっと、言ってあげられたことがあるのに
もっと、聞いてあげられたことがあるのに

もう、遅いのか
もう、無理なのか

答えを求めても、君には聞こえないのだろうか

時計の針のように
2人一緒に歩む事は、無理なことなのかもしれない

どちらかが先を進み、どちらかが後を行く
2人一緒に歩む事は、できないのかもしれない

けど、ほんのわずかな可能性でいい
可能性があるなら、その一筋の光に賭けてみよう

2人一緒に歩けたら、と・・・

気付けば君はもういない
知らないふりをした
涙を流さないために
涙を隠すために

だって、ボクが泣いたら君も泣いてしまうだろう・・・?

時人は祈るのかもしれない、思いを込めた言の葉が
動かぬ過去に届く事を

時人は想うのかもしれない、動かぬ過去が動き出す事を・・・

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